PROJECTS
FABLAB KAMAKURA
2011年5月、東アジア初のファブラボとして活動を鎌倉で開始。3Dプリンタやレーザーカッターなどのデジタル工作機械を取り揃え、「アイデアをカタチにする」「つくる人になる」ための基礎講座からプロジェクト型の講座まで、年齢や分野を問わず多様な人々が集っているのが特徴です。ファブラボ鎌倉を運営し、日々実践的な活動を行うことにより、国際STEMに関わるメンバーのスキルアップやネットワーク構築が行われています。
FAB ACADEMY
米国Fab Foundationと世界100ヶ国1,000カ所以上のファブラボが連携して行なっている、分散型の学習カリキュラムです。ファブラボが誕生する契機となったMIT(マサチューセッツ工科大学)のニール・ガーシェンフェルド教授による「(ほぼ)なんでもつくる方法」という講座が元になり、ソフトウェアからハードウェア、プログラミングやプロジェクトマネジメントなど幅広く学んでいきます。設立当初からファブアカデミーを開催し、これまでに全国のファブラボの運営者や教育関係者、研究者、企業人、地域おこし協力隊など新しい領域を開拓する担い手が学んでいます。
プレシャスプラスチック鎌倉
「プレシャスプラスチック鎌倉」は、地域で出たプラスチックゴミを地域の中でクリエイティブに再生し、新しい循環型社会を目指すプロジェクトです。一般社団法人国際STEMが運営するファブラボ鎌倉を拠点に鎌倉市内のNPO法人や企業らと連携して、オープンソースで世界中のコミュニティと協働しながら進めている。21世紀型の持続可能な社会を目指す、ファブシティーを促進するための一環として活動している。
マシンが完成し、2020年10月より一般向けの体験会などを実施している。
文科省:COI プロジェクト
慶應義塾大学 SFC 研究所ファブ地球社会コンソーシアム内で、2016年〜2021年度まで、「FABと学びの実践」を研究、及びワーキンググループの運営事務局を務めさせていただきました。次世代を担う若者へ向けて、デジタルファブリケーションなどのテクノロジーを用いた活動内容を親しみやすい形でまとめたガイドブック『FAB CITIZEN DESIGN GUIDE BOOK持続可能な社会を担うひとやまちを育むための学びの実践ガイドブック』を制作し、公開している。
FAB 3D CONTEST
慶應義塾大学 SFC 研究所ファブ地球社会コンソーシアムの取り組みの一環として2016年よりコンテスト運営事務局を運営しています。未来を担う才能を育成し、3Dプリンタなどのデジタル工作機械やIoTなどの新しい技術の利活用法と、STEM領域における実践的事例や才能溢れる人材を発掘し、地域で育成していくことを目指しています。
経産省 : 未来の教室
AIやIoTなどの発展により未来の仕事のあり方、求められるスキルは大きく変容しています。今回、私たちは、これまでの詰め込み型の知識の習得方法とは異なり、FABやSTEMが大切にしている「つくりながら考える」実践型の学習のアプローチとしての情報科の授業カリキュラムの構築と実施、そして学校内にFAB SPACEを設置し、学ぶ環境そのものを変化させた実証事業を行いました。